水分摂取で効果的に減量する方法について、見ていきましょう。
水の代謝促進効果
みなさん、水を飲むだけで体重が減るって聞いたことがありますか?
実は、これには科学的な根拠があるんです。
水を飲むと、体の中でノルアドレナリンというホルモンが増えて、代謝が30%も上がることがわかっています。
代謝が上がるってどういうことかというと、体がエネルギーを使う速度が速くなるということです。
つまり、何もしなくても少しずつ脂肪を燃やしてくれるんです。
これは、ランダム化対照試験という厳密な方法で調べられました。
その結果、水を飲むグループは、飲まないグループに比べて44%も体重が減りやすかったんです。
でも、気をつけなければいけないこともあります。
心臓病や高血圧の薬を飲んでいる人は、この効果が出ないかもしれません。
治療に使われる特定の薬(ベータブロッカー)が、ノルアドレナリンの受容体をブロックし作用を妨げるので、水を飲むことで得られる代謝の増加効果は得られないからです。
適切な水分摂取量
では、どのくらいの水を飲めばいいのでしょうか?
研究によると、1時間に1〜2杯(240〜480ml)の水を飲むのが最適だそうです。
1杯の水でも効果はありますが、2杯飲むとさらに効果が高まります。
でも、1時間に3杯(720ml)以上飲むのは避けた方がいいですよ。
なぜかというと、腎臓が処理できる量を超えてしまうからです。
健康な腎臓を持っている場合でも、1時間に3杯以上の水を飲むと、電解質バランスが崩れて危険な状態になる可能性があります。
体重を減らしたい人は、特に食事の前に1〜2杯の水を飲むのがおすすめです。
これで、物理的にお腹が膨れて食べ過ぎを防げるんです。
水の種類と温度の影響
水といっても、いろいろな種類がありますよね。
普通の水、炭酸水、お茶、ジュースなど…でも、減量には普通の水が一番効果的なんです。
研究によると、甘味料や塩分が入った飲み物は、普通の水ほど代謝を上げる効果がないそうです。
例えば、ダイエット飲料を水に替えただけで、体重が減った人がいました。
これは、人工甘味料が入っていない水の方が、体の代謝を上げやすいからかもしれません。
また、塩水も代謝の増加効果が見られないことがわかっています。
これは、体が液体の物質濃度(浸透圧)を感知する能力があるからなんです。
体は塩水の高い浸透圧を感知すると、ノルアドレナリンの放出を抑制してしまうんです。
だから、代謝が上がらないんですね。
あと、水の温度も大切です。
冷たい水を飲むと、体がそれを温めるためにエネルギーを使います。
でも、水を温めるために直接脂肪を燃やすわけではありません。
体は、皮膚の血流を制限することで、通常放出する余熱を集めてそれを冷たい水を温めるためのエネルギーとして使います。
体温維持のための放熱よりも、冷たい水を温めるためのエネルギー消費の方がやや大きなカロリー消費をもたらします。
また、皮膚への血流制限はノルアドレナリンの働きによるものなので、ノルアドレナリンによる代謝アップも狙えます。
アメリカ栄養士協会によると、冷たい水(約4℃)を500ml飲むと、約7キロカロリーのエネルギーを消費するそうです。
これは少ない量に感じるかもしれませんが、1日に何回も繰り返せば、効果は大きくなります。
だから、カロリー消費の視点に立てば、できるだけ冷たい水を飲むのがおすすめです。
でも、冷たい水をたくさん飲むと、消化器に負担をかけて、胃腸の動きを遅らせたり、消化を妨げる可能性もあるので注意してくださいね。
みなさんも、今日から水の飲み方を意識してみませんか?
ちなみにコーヒー飲んでもノルアドレナリンは出ますよ。
以上、適切な量の冷たい水を、飲むことを心がけてみてください。
きっと、健康的な体重管理に役立つはずです。
~参考~
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