まず、アスパルテームの承認の歴史があやしい
みなさん、アスパルテームって聞いたことありますか？
ダイエット飲料やお菓子に広く使用されている人工甘味料なんです。
でも、この甘味料が使えるようになるまでには、色々なできごとがありました。
アスパルテームの承認には、たくさんの議論があったんです。
アメリカのFDAという機関が「安全だよ」と言ったのに、同じFDAの中の別のグループが「がんの心配があるから使わない方がいいんじゃない？」と言ったんです。
どうしてこんなことになったのかな？
実は、アスパルテームの会社と関係のある人が承認を決めたんです。
これを聞いたみんなは「え？それって大丈夫なの？」って思いましたよね。
アメリカ国立衛生研究所（NIH）の調べによると、2020年には世界中で約20万トンものアスパルテームが使われているそうです。
みなさんも、ダイエット飲料やお菓子でよく見かけてるはずです。
こんなにたくさん使われているが、本当に安全なのかな？
そんな疑問から、もっと詳しく調べたんです。
アスパルテームとがんの関係
さて、アスパルテームが本当に安全かどうか、どうやって調べたと思いますか？
最初は18週間という短い期間で調べただけだったんです。
でも、それじゃあ足りません。
そこで、5年間かけて大きな研究が行われました。
でも、まだまだ十分じゃなかったんです。
そこで、ハーバード大学が18年間という長い期間で、たくさんの人を調べる大きな研究を始めたんです。
この研究で分かったことは、ちょっとびっくりするかもしれません。
アスパルテームをたくさん摂取する人に、いくつかの種類のがんが増えることが分かったんです。
特に男の人で、リンパ腫や骨髄腫というがんが増えたそうです。
アメリカがん協会の調べによると、非ホジキンリンパ腫という病気になる人が、1975年から2018年の間に約2倍に増えているんです。
これって、私たちが毎日食べているものと関係があるのかもしれないね。
だから、みんなで考えなきゃいけないんです。
性別によるアスパルテーム代謝の違い
アスパルテームが体の中に入ると、どうなると思いますか？
実は、体の中でメタノールという物質に変わるんです。
そして、そのメタノールがさらにホルムアルデヒドという物質に変わります。
このホルムアルデヒドは、人間にがんを引き起こす可能性のある物質だと分かっているんです。
面白いことに、男の人と女の人では、体の中でアスパルテームが変化する速さが違うんです。
これには、体の中にある「酵素」という特別な物質が関係しています。
この酵素の1つに、アルコール脱水素酵素（ADH）というものがあります。
ADHは、アスパルテームが体の中で分解されてできるメタノールを、ホルムアルデヒドという物質に変える働きをします。
アメリカ国立衛生研究所（NIH）の研究によると、男性は女性に比べてこのADHの働きが約40%も高いそうです。
つまり、男の人の方が、アスパルテームから作られるメタノールを、より早くホルムアルデヒドに変えてしまうかもしれないんです。
ホルムアルデヒドは、長い時間体の中にあると良くないとされています。
だから、この違いが、男の人でがんが増えた理由の1つかもしれないんです。
でも、まだ分からないことがたくさんあるので、もっと研究が必要です。
みんなで健康に気をつけて、楽しい毎日を過ごしましょう！
～参考～
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