『塩漬け株』『ナンピン』がダメな理由をテスタが語る！：カズレーザーと学ぶ。まとめ

初心者が陥りやすい、落とし穴！塩漬け株というのはなんですか？

塩漬け株とは、買った株が下がってしまったときに、そのままずっーと放置しちゃう株のことです。これは初心者は、結構陥りやすい、やりがちなことなんです。

下がってる時はすごい焦ったりして、色々調べたりしてどうしようどうしようってなるんですよ。でももう何分の1とか、何十分の1とかになったら、だんだん株価を見ないようになっちゃったりして、もう放置しちゃうんですよね。

本当みんな、「売るまでは損じゃない」「いつか上がる」とかって思っちゃうので、そのまま持ち続けちゃうんですけど、それはもう完全に間違ってて、株価が下落してる時点でもう損をしてると思わないといけないんですね。

僕でも予想の3割、4割は外れます。でもその外れてる株をずっと持っていたら、次の当たるかもしれない6割、7割に挑戦することができなくなります。

限りある資金のはずですから、今度はこれが上がるんじゃないかっていう予想を立てて、そっちにお金を移すべきなんです。

これは行動経済学で実証の研究があって、含み損率がマイナス4％～0％ぐらいの、もうちょっとで浮上するかもしれないっていうところで、人は一番、株を売れないんですね。

分かる！戻ってくるかもって思っちゃいます。なんならコロナ前の株を一個、今塩漬けにしちゃってます。

たいていは、含み損率がゼロになる直前に、また下がり始めたりしちゃう。そこはあくまでも、将来性を見て切る時は切る！ってことだと思います。

塩漬け株って、売っちゃうとみんな興味なくなっちゃったりするんですよ。つまり、本当はもうみんな塩漬け株が上がるとは、思っていないです。執着しちゃっているだけ。自分の予想と違う値動きが起きたら、冷静になって一回損切りするっていうのはすごい大事なことなんです。

次に、ナンピンとは何かを教えてください。

ナンピンというのは、株が下がった時に、また買うこと（買い増しすること）、その行動をナンピンって呼びます。

例えば、100円で買った株がすごい下がって50円になったとします。100円まで戻らないとプラスマイナスゼロにならないなって考えるんですけど、50円で同じ量の株をまた買ったら、平均が75円になる！これはこれでプラスマイナスゼロだよなって考えて、買うんですね。

これ本当にやっちゃダメ。もう自分の予想を大外ししてるわけですから。自分の予想が当たってるならまだしも、外れてるのにまた買うっていうのは、二重に間違った行動をしているので、次にまた下がったら、2回分損をします。ナンピンは大損に繋がる行為です。

ナンピンってなんで、ナンピンっていうんですか？

難しいに平（たいら）って書きます。、江戸時代の米相場における用語が起源らしいです。まぁ、平らにするっていう意味ですね。

私ナンピンもめちゃ、やっちゃてます（涙）

10回に1回とか、やっぱり戻るんですよね。株ってわからないので。でも、それを成功体験にしてしまうと、結局トータルで負けてしまう。株はやっぱりトータルで勝つのが大事だから、そういうことはしないほうがいいです。

逆に予想が外れたのに、それでたまたま儲かってしまうと、そのことが自分に刷り込まれちゃうので怖いですよ。同じ場面があった時に、前これで助かったから、このまま株を持っとこうとか思っちゃいますから。

予想が外れたのに、その株を持ち続けているっていうのは、もうギャンブルをしてるっていうのと同じですよ。投資はギャンブルじゃないんで。勝つために必須なのは、ギャンブル的な要素をどれだけ排除するかっていうことなわけですよ。

今すごい流行ってるのが、やっぱり詐欺的なこと。それこそSNSとか。もう平気で著名な方の写真とかを使って、「スーパートレーダーが増やします」とかっていう詐欺がよくあるんですよ。

私もやられました。LINEとかSNSで、私の写真も全てフェイクで使われて。

どの詐欺も、やっぱりお金を取ることを目的としているわけですから。お金を渡さない、預けない、これが一番だと思います。とにかく自分の証券口座で、自分で考えて、自分でやること。みなさん気を付けてくださいね。