昨日飲み貝があって、いっぱい糖質食べちゃった~。体重増えてた~。ケト頑張ってたのに、なにやってるんだ、わたしは・・・(涙)
一度の糖質摂取で全てが台無しになるわけではありませんよ。ここでは、ケトダイエット中に糖質を多く摂取した場合の体内での変化について一緒に考えていきましょう。
ケト中にたくさんの糖質を摂ると体の中で何が起こる?
1. 血糖値が急激に上昇。これにより、体のエネルギー源が糖質に切り替わる。
2. ケトン体の生成が一時的に停止する。
3. 摂取した糖の大部分が、グリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯蔵される。このことにより、体内の水分量が一時的に増加する可能性がある。
4. 体は、ブドウ糖とグリコーゲンを消費し続ける。これらが消耗し尽くされるまでケトン体の生成は行われない。
5. ブドウ糖とグリコーゲンの貯蔵が使い果たされると、ケトン体の生産が再び始まる。
糖質摂取後の体重増加は、グリコーゲンによる体内水分量の増加によるものなんだね。
グリコーゲンは水に極めて親和性が高く、1gのグリコーゲンは約3~4gの水を結合して体内に保持します。そのため、グリコーゲンの貯蔵量が増えると、それに伴い結合する水分量も増加し、体重の一時的な増加が見られます。
このように1日だけ炭水化物(糖質)を食べたからといって、体重増加や体脂肪の増加は起こりません。水分貯留による体重の一時的な増加が起きているだけです。本当の体重増加や体脂肪の増加はカロリーを摂りすぎた時に起きます。
ケトーシスに戻すのに少し時間がかかる場合があります。しかし、ほとんどの人にとって、このプロセスは2回目の方がはるかに速くなると言われてますよ。
ケト中の糖質摂取過多:それ良いかも?チートになってる?
ケト中の糖質摂取過多:それ危ないかも?
・血管の損傷につながるおそれがある:ある研究論文では、低炭水化物食後に高糖質食を摂った参加者の血管の質が悪化したことが示されている。
※論文 実験参加者:健康な若い男性9人。方法:タンパク質20%、脂肪70%、炭水化物10%の食事を1週間続けさせた後に約75gのブドウ糖飲料(糖質量75g)を飲ます実験を繰り返す。結果:参加者の血管の質が悪化した。
この研究論文のサンプルサイズは、参加者がわずか9人という非常に小さなものであったことには留意してくださいね。
ケト中の糖質摂取過多:まとめ
ケトダイエット中に糖質を摂ってしまった場合、それが必ずしも悪い結果を招くわけではありません。糖質摂取はダイエットの一部として機能することもあります。しかし、頻繁なチートデイはダイエットの目標達成を妨げる可能性があるため、自己管理が重要です。
もしあなたが、ケトダイエットを続けるのに苦労していることに気づいたなら、このダイエットが自分に適しているかどうかを再検討するのも良いかもしれません。結局のところ、持続可能な食習慣こそがあなたにとって最高のダイエットになると思うからです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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